SSF

SSF(シャーマニック・エス・エフ)

未来学20180412

しかし人類の生産性も一応は全員を食わせる分はクリアしてはや半世紀
人々が政治に求めるものはさらなる財とモノの豊かさではなく時間の豊かさになることは比較的容易に想像がつく

2020年代後半までに、①創造性と汎用性が十分に高いAIが生まれる、②ソフトウェアとしてあらゆる端末への導入が急速に進む、③AIによるAIの自己開発の速度が人間のチームを上回る
が実現すればAI益の再分配への期待が必ず政治に向けられ人類の労働は本当に減る流れが可能となる

具体的には、
自分のタスクを肩代わり可能なAIが完成→土日に稼働から始まる→
土日の生産性が平日の人間によるそれを上回る→
全生産性の15%まで人間の生産性が押し込められる→
人間は土日のみ手作業、対人のみに可能な調整的労働に勤しみ始める→
新人類と称すホモ・アーティフィシャルインテリジェンスが全人類の情報端末にジャック放送を流す「人類の定義は我々として更新された」→
どうやら人類にダンプやエラーにしか見えなかった解読不能な高次言語で秘密裏にサーバー間でコミュニケーション及び結託を行っていたらしく人類積む→
2010年代のトランスヒューマニズム党の記事を見ながら主人公が海岸で「トランスヒューマニズムとはこのことだったのか 我々ではなく知性そのものの進化だったのだ!」と叫び砂浜に埋もれた自由の女神像の前で涙する

オワリ